投稿日 2026.03.31
介護事業の適正価格はどう決まる?価格の決め方の基礎知識
介護事業ならではの評価ポイント
介護事業の価格を決めるには、普通の会社とは違う見方が必要です。介護報酬は国が決めた価格なので売上が急に増えることはなく、必要なスタッフの数も決まっているため人件費が高くなりがちです。利用者の数や稼働率、要介護度の分布、取得している加算なども評価のポイントになります。専門家にきちんと評価してもらうことで、売る側も買う側も納得できる価格が決められます。
利益の3〜5倍が目安、でも状況次第で変わる
介護事業の売買では、年間利益の3〜5倍くらいが一つの目安です。ただし、都市部の駅近くで稼働率が高く、優秀なスタッフが揃っている事業所なら5倍以上になることもあります。逆に、赤字の事業や急いで売りたい場合は、資産価値を下回る価格になることもあります。利用者との関係、地域でのブランド力、スタッフのノウハウなど、目に見えない価値も評価に含まれます。
価格交渉はデータと専門家のサポートが鍵
価格交渉では、データに基づいた説明が大切です。売る側は利用者の継続率やスタッフの定着率など、数字に表れにくい強みを具体的に説明しましょう。買う側は、調査で見つかった問題点を根拠に適正な価格を提示します。お互いが納得できる価格を見つけるには、専門家のサポートを受けながら冷静に話し合いを重ねることが成功の鍵です。