投稿日 2026.03.31
後継者がいない介護事業者が知っておくべき3つの選択肢
家族や従業員に継いでもらう方法
家族に事業を継いでもらうと、経営の考え方や会社の文化を引き継ぎやすく、スタッフや利用者にとっても安心感があります。ただし、後継者候補に経営能力があるとは限らず、無理に継がせると事業がうまくいかなくなるリスクもあります。長年事業を支えてきた幹部スタッフに経営を任せる方法もありますが、買い取る資金の確保や経営者としての育成に時間がかかります。
第三者に売却して事業を引き継ぐ
売買を通じて第三者に事業を引き継ぐ方法は、スタッフの雇用と利用者へのサービスを続けながら、創業者はお金を受け取って引退できる方法です。資金力のある買い手なら、設備投資や人材採用を強化して事業をさらに成長させることもできます。地域に根付いた小規模事業者は、大手の会社にとっても魅力的な買収対象となることが多く、想像以上に良い条件で売却できる可能性があります。
準備は5年前から、廃業は最終手段
事業の引き継ぎはすぐにはできません。理想的には、引退を考える5年前から準備を始めるべきです。お金の状況の整理、組織体制の整備、後継者候補の育成など、やるべきことはたくさんあります。廃業は利用者の行き場がなくなり、スタッフが職を失うなど社会的影響が大きいため、できる限り避けるべき選択です。早めに専門家に相談して、事業を引き継ぐ可能性を探ることが大切です。